信用買いとは?仕組み・リスク・証券会社別コスト比較【2026年版】

初心者〜中級者向け

信用買いとは?仕組み・リスク・証券会社別コスト比較【2026年版】

更新日:2026年4月 読了時間:約12分

「信用買い」は自己資金の約3倍まで株を買える仕組みです。うまく使えば資金効率が上がりますが、金利・手数料などのコストと追証リスクを正しく理解することが必須です。制度信用・一般信用の違い、配当落調整金の扱い、主要5社のコスト比較まで徹底解説します。

1. 信用買いとは何か?現物取引との違い

信用買いとは、証券会社にお金を借りて株式を購入する取引方法です。自己資金(委託保証金)の約3倍まで株を買うことができるため、少ない資金でも大きな取引が可能になります。

委託保証金の最低額30万円以上
委託保証金率30%以上(最大3倍のレバレッジ)
返済期限(制度信用)6ヶ月以内
返済期限(一般信用)無期限(証券会社による)
決済方法反対売買(売って返済)または現引き(現金で引き取り)

委託保証金率30%とは?─ 現物株100万円を保有している場合の具体例

「委託保証金率30%以上」とは、「建玉(たてぎょく:信用で保有している株の評価額)に対して、最低30%の保証金を口座に維持しなければならない」というルールです。重要なのは、委託保証金には現金だけでなく、すでに持っている現物株も代用として使える点です。

📌 代用有価証券とは:信用取引の保証金は現金だけでなく、口座に保有している現物株式を「代用有価証券」として充当できます。ただし、代用できる金額は株の時価評価額の80%(掛目)が一般的です。

例えば、100万円の現物株をすでに保有している場合、その株を保証金代わりに使って信用買いをどの程度まで行えるか見てみましょう。

具体例:現物株100万円を保有している場合、どこまで信用買いできるか

保有している現物株の時価1,000,000円
代用評価額(掛目80%)800,000円 ← これが「保証金」とみなされる金額
建てられる最大建玉(保証金 ÷ 30%)約266万円分(800,000 ÷ 0.3)
うち証券会社から借りる金額最大約186万円(建玉266万 − 保証金80万)
現物株100万円を保有
保証金80万円
代用評価(掛目80%)
最大で建てられる信用買い建玉
約266万円分
80万 ÷ 30% ≒ 266万円
現物株を保証金代わりにしている場合、その株が値下がりすると保証金評価額も同時に下がります。現物株の下落 → 代用評価額の減少 → 保証金維持率の低下 という二重のダメージが生じる点に注意が必要です。現物株と信用建玉を同じ銘柄で持つ「二階建て」は特に危険で、急落時に追証と現物評価損が同時発生します。

また、信用買いでは建玉を保有している間、株主優待の権利は得られません。株主名簿に記録されるのは証券会社(貸し手)であるためです。信用取引で株主優待を狙うことは基本的にできないと覚えておきましょう。

📌 株主優待はもらえない:信用買いで保有中の株は、法律上の「株主」が証券会社になるため、株主優待の対象外です。優待取得を目的とする場合は、現物株での保有か、後述のクロス取引(信用売り)を活用する方法が一般的です。

現物取引が「持っているお金の範囲内で株を買う」のに対し、信用買いは「借りたお金も使って株を買う」取引です。利益が大きくなる反面、損失も拡大するリスクがあります。

2. 制度信用 vs 一般信用の違い

制度信用取引
返済期限最大6ヶ月
対象銘柄取引所が定めた銘柄のみ
金利水準一般信用より低め
逆日歩発生する場合あり(売りの場合)
買いの逆日歩受け取れる(プラス要因)
一般信用取引
返済期限無期限または証券会社指定
対象銘柄証券会社が定めた銘柄
金利水準制度信用より高め
逆日歩発生しない
逆日歩受取なし

信用買いの場合、一般信用は金利が高い代わりに返済期限を気にせず保有できます。制度信用は金利が低いですが6ヶ月という期限があり、期限が迫ったら返済または乗り換えが必要です。

実際の使い分けの目安:短期〜中期スイングトレードには「制度信用(金利が安い)」、株主優待のクロス取引(売り目的)には「一般信用(逆日歩リスクなし)」が定番です。

3. 信用買いにかかるコストの種類

信用取引では現物取引と異なる複数のコストが発生します。保有期間が長くなるほど積み重なるため、事前の把握が重要です。

売買手数料証券会社により異なる(無料〜約定代金の0.5%程度)
買方金利(年率)1.2〜3.5%程度(証券会社・信用区分により差が大きい)
信用取引管理費新規建て後1ヶ月超えるごとに発生(11銭/株 等)
権利処理等手数料権利確定日をまたいだ場合に発生(後述)
品貸料(逆日歩)信用買いの場合は受け取り(制度信用のみ)

金利の計算式と「持ち越し日数」のカウント方法

買方金利は日割りで計算されます。「建玉金額 × 金利 ÷ 365 × 保有日数」が基本式です。ここで重要なのが「持ち越し日数」のカウントです。建玉を翌営業日以降に持ち越した日数分だけ金利が発生します。

📅 持ち越し日数の数え方:曜日別の具体例(金利2.80%・建玉100万円の場合)

1日あたりの金利1,000,000 × 0.028 ÷ 365 ≒ 76.7円
🗓 火曜日に持ち越す場合(火→水) 持ち越し1日分 ≒ 77円
🗓 水曜日に持ち越す場合(水→木) 持ち越し1日分 ≒ 77円
⚠️ 金曜日に持ち越す場合(金→月) 持ち越し3日分(土日含む)≒ 230円
30日間保有した場合の合計金利 約2,301円
⚠️ 大型連休前の「週またぎ」「連休またぎ」には要注意
信用取引の金利は土日・祝日も含めたカレンダー日数分が発生します。金曜日に持ち越すと「1泊分の金利」ではなく土日を挟んだ「3日分」がかかります。さらに年末年始・GW・シルバーウィーク等の大型連休前に持ち越す場合、連休日数分の金利(5〜9日分)がまとめて発生します。短期売買の場合は連休前に一度決済することも有効な選択肢です。

比較:金利水準による30日保有コストの差(建玉100万円)

金利1.43%(野村オンライン)約1,175円
金利1.79%(SBIネオトレード・優遇時)約1,470円
金利2.30%(SBIネオトレード・通常)約1,890円
金利2.80%(SBI・楽天)約2,301円
金利2.97%(SMBC日興・制度信用)約2,440円
金利3.10%(松井・制度信用)約2,548円
金利3.47%(SMBC日興・一般信用)約2,852円
金利4.10%(松井・一般信用)約3,370円

金利が低い証券会社を選ぶだけで、長期保有時のコストが大幅に変わります。後述の比較表で各社の差を確認してください。

含み損銘柄は「建て直し」で金利を節約できる場合がある

信用買いの金利は新規建て時の約定金額(建玉金額)に対してかかります。株価が下がっても、金利は当初の建玉金額をベースに計算され続けるわけではなく、日々の建玉評価額に対して計算されますが、一度損切り・再建て(建て直し)すると、その時点の株価(低い金額)が新しい建玉金額になるため、以後の金利負担が減ります。

例:100万円で建てた銘柄が80万円に下落した場合(金利2.80%)

建て直し前の1日あたり金利(建玉80万円)800,000 × 0.028 ÷ 365 ≒ 61.4円/日
建て直し後の1日あたり金利(建玉80万円・同額)同じく 61.4円/日
建て直しで節約できる金利建玉金額が下がった分だけ日々の金利が安くなる
建て直しのメリットと注意点
・建て直し(損切り→再建て)により、その後の金利計算の基準が下がった株価に更新されます
・ただし損切り時の売買手数料(証券会社によっては発生)と、損失の確定がともなうため、金利節約額と比べて得かどうか試算が必要です
・また、建て直しには現金余力が必要です。一度売って再び買うため、一時的に現金を使います(差金決済ルールにより同日の同銘柄は注意が必要)
・含み損が大きい局面では保証金維持率が低下しているケースも多く、建て直しの前に余力を確認することが重要です

4. 配当落調整金とは?権利日をまたいだ場合の注意点

信用買いで建玉を保有したまま権利確定日(配当・優待の権利が確定する日)をまたいだ場合、株主名簿上の株主は証券会社になるため、投資家には直接配当が支払われません。その代わりに「配当落調整金」という形で清算が行われます。

権利確定日に信用買い建玉を保有中
名義上の株主は証券会社(投資家ではない)
→ 配当金は証券会社に支払われる
配当落調整金として投資家の口座に入金
(配当額から所得税15.315%相当を差し引いた約84.7%の金額)
この配当落調整金は「譲渡所得」として課税対象になる
→ 特定口座では譲渡益とみなされ、さらに20.315%が課税される
株主優待は一切もらえない(信用買いは優待の対象外)

実際の手取り額はいくら?─ 配当500円で比較

配当500円に対する手取り額の比較(特定口座・源泉徴収あり)

【現物保有】の場合 約399円(手取り約80%)
500円 × (1 − 20.315%) ≒ 399円 源泉徴収(所得税15.315%+住民税5%)で完結
【信用買い保有】の場合 約337円(手取り約67%)
① 配当落調整金として入金:500円 × (1 − 15.315%) ≒ 423円 所得税15.315%相当を差し引き
② 譲渡所得として課税:423円 × (1 − 20.315%) ≒ 337円 特定口座で譲渡益として20.315%課税
現物との差額 ▲約62円(1株あたり)
二重課税に近い構造で、手取りは配当の約67%にとどまる
信用買いで権利をまたいだ場合、①まず所得税15.315%相当が差し引かれた形で配当落調整金が入金され、②さらにそれが「譲渡所得」として認識されるため20.315%の課税が発生します。結果として配当500円に対して手取りは約337円(約67%)にとどまります。現物保有なら約399円(約80%)受け取れるのと比べると、1株あたり約62円・約13%分が余計に失われる計算です。高配当株を複数単元保有していれば、この差はさらに拡大します。

配当落調整金が「譲渡所得」になる理由と影響

配当所得との違い:使えない税制優遇
通常の配当金は「配当所得」であるため、確定申告で配当控除(総合課税選択時)を適用でき、税負担を減らすことが可能です。しかし配当落調整金は「譲渡所得」扱いのため、配当控除は一切使えません。また住民税の扱いも異なり、現物配当であれば配当所得として住民税申告不要制度(条件あり)を活用できますが、配当落調整金ではその選択肢もありません。

なお、信用買いの建玉が権利確定日をまたぐと「権利処理等手数料」も発生します。これは管理費として証券会社から徴収されるコストで、各社の手数料一覧で確認できます。

📌 まとめ:配当目的での信用買い長期保有は複数の理由で不利
① 手取り額が現物より大幅に少ない(配当500円に対し約62円の損失)
② 配当控除など税制優遇が一切使えない
③ 金利コストが別途発生し続ける
④ 株主優待は対象外

高配当株への長期投資を目的とするなら、現物での保有が基本です。信用買いはあくまで短期の値幅取りや資金効率向上のための手段と割り切って使いましょう。

5. 主要6社の信用取引コスト比較

SBI証券・SBIネオトレード証券・楽天証券・松井証券・SMBC日興証券・野村證券の信用取引コストを比較します。各社の特徴を踏まえて選ぶことがポイントです。

売買手数料の比較

証券会社 信用取引手数料
(1約定ごと)
1日定額制 条件・備考
SBI証券 無料 無料 ゼロ革命適用・電子交付設定が条件
SBIネオトレード 無料 無料(100万円以下) 条件なしで無料。現物は定額プランあり(100万円以下無料)
楽天証券 無料 無料 ゼロコース選択・SOR注文利用が条件
松井証券 なし 50万円以下:無料
100万円以下:1,100円
200万円以下:2,200円
1日定額制のみ。25歳以下は全額無料
SMBC日興証券 無料 ダイレクトコース限定。現物は別途手数料あり
野村證券 524円(一律) なし オンライン専用支店。定額制プランなし

金利・貸株料の比較(2026年4月時点)

証券会社 制度信用
買方金利
一般信用
買方金利
制度信用
貸株料(売)
一日信用
SBI証券 2.80% 2.80%(通常)
※大口優遇あり(月間約定5億円以上等)
1.10% ○(手数料・金利無料)
SBIネオトレード 2.30%
※優遇最低1.79%
2.75% 1.10% ×(非対応)
※一般信用売りも非対応
楽天証券 2.80% 2.80% 1.10% ○(手数料・金利無料)
松井証券 3.10% 4.10% 1.15% ○(手数料・金利無料)
SMBC日興証券 2.97% 3.47% 1.15% ×(非対応)
野村證券
(オンライン専用)
1.43%最安 1.43%最安 1.15% ×(非対応)

※ 表の数値は2026年4月時点の各社公式サイトをもとに作成。野村證券の買方金利は公式ページ掲載値(1.43%)、SMBC日興証券の金利は2025年12月15日付け公式お知らせ(制度2.97%・一般3.47%に改定)を反映しています。大口優遇・キャンペーン適用時は異なる場合があります。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。筆者はSBI証券・SBIネオトレード証券・松井証券・SMBC日興証券・野村證券の口座を保有しており、これらに関する記述は実体験も参考にしています。楽天証券については公式サイトおよびAIによる情報収集をもとに記載しています。

各社の特徴まとめ

SBI証券手数料無料 + 制度・一般信用ともに標準金利2.80%。大口優遇(月間約定5億円以上等)で引き下げ可。バランス型でほぼすべての層に対応
SBIネオトレード証券手数料無料かつ制度信用金利2.30%(優遇で最低1.79%)とコスト競争力が高い。ただし一般信用売りは非対応のためクロス取引不可。デイトレには一日信用なし
楽天証券手数料無料。楽天ポイント活用で総合コスト削減。一般信用金利はSBIより高め
松井証券1日定額制で小額デイトレに向く。ただし金利は6社中最高水準。中長期保有には不向き
SMBC日興証券ダイレクトコースなら手数料無料。ただし金利は制度2.97%・一般3.47%と高めに改定(2025年12月〜)。IPO実績が豊富
野村證券
(オンライン専用)
買方金利1.43%は6社中最安。ただし手数料524円/回 + 定額制なし。長期保有向き
野村證券のオンライン専用支店は「金利の安さ」が際立ちます。手数料524円がかかりますが、100万円を30日保有した場合の金利は約1,175円(vs SBI・楽天の約2,301円)。取引頻度が低い中長期スイングトレードでは、トータルコストで野村が有利になるケースがあります。なお手数料無料・金利2.30%のSBIネオトレードも短〜中期のコスト面では有力な選択肢です。

6. 信用買いのリスクと注意点

追証(追加保証金)のリスク

建玉の評価額が下落し、委託保証金維持率が一定水準(通常20〜25%)を下回ると「追証(追加保証金)」の請求が発生します。期日(翌営業日昼など)までに入金できなければ強制決済されます。

追証は現物取引にはない信用取引固有のリスクです。レバレッジをかけている分、想定外の急落時に損失が保証金を超えるリスクがあります。初心者は保証金の50%程度までしか建玉を立てないなど、余裕を持った運用が重要です。

預り金不足にも注意

追証とは別に、日常の取引でも「預り金不足」が起きることがあります。信用取引では、新規建ての際に委託保証金として一定の現金または代用有価証券が必要です。また、建玉の評価損が拡大すると、口座の現金(預り金)が実質的にマイナスになる場合があります。

預り金不足が起きる主なケース
・信用建玉の評価損が大きくなり、口座の現金残高を超える損失が生じた場合
・配当落調整金・管理費・権利処理手数料などが口座から自動引落しされ、残高が不足した場合
・信用取引と現物取引を同時に行い、資金計算を誤った場合

預り金不足が発生すると、証券会社から入金要請が来るか、最悪の場合は建玉の一部が強制決済されます。信用口座では現金残高を常に余裕をもって維持することが大切です。

含み損の損出しをする際の現金余力に注意

信用取引で含み損を抱えた建玉を「損出し」(意図的に損失確定)する場合、そのタイミングで現金余力が不足していないか確認することが重要です。

損出し時に現金余力が不足するリスク
・含み損が膨らんでいる状態では、口座の保証金維持率がすでに低下している可能性があります
・損出しで建玉を決済すると損失が確定し、口座の現金残高が減少します
・その後すぐ建て直す場合、新規建てのための委託保証金(最低30万円・建玉の30%以上)が必要です
・現金余力が下回った状態で損出しすると預り金不足や追証の引き金になることがあります

損出しを行う前に「決済後の口座残高」「再建てに必要な保証金額」「残存建玉の維持率」を試算してから実行することをお勧めします。

二階建てに注意

同じ銘柄を現物でも保有しながら信用でも買い建てることを「二階建て」と呼びます。株価が急落すると現物の評価損と信用の追証が同時に発生し、危機的な状況になりやすいため避けるべきとされています。

期日管理

制度信用の場合、新規建てから6ヶ月が返済期限です。ただし多くの証券会社では期日が近づくと通知が来ますが、自分でも確認する習慣をつけましょう。期日を過ぎると強制決済されます。

7. 信用売り(空売り)について

信用取引には「信用買い」だけでなく「信用売り(空売り)」もあります。株を借りて売り、その後安く買い戻して差益を狙う取引です。

信用売りの主な活用場面
下落相場での利益獲得:株価が下がると予想されるときに空売りを仕掛ける
クロス取引(つなぎ売り):現物株を保有しながら同銘柄を信用売りして株主優待を実質タダ取りする手法
ヘッジ(リスク回避):現物保有銘柄の急落リスクを売りでヘッジする
信用売りは信用買い以上に複雑です。逆日歩(制度信用売りの場合)・在庫切れ(一般信用)・金利(貸株料)の3コストに加え、クロス取引のタイミング管理など考慮点が多くあります。松井証券のBOX注文やSBIのHYPER空売りなど証券会社独自のサービスもあり、一概に「どれが正解」とは言いにくいです。

本記事では詳細は割愛しますが、信用売り(クロス取引・空売り戦略)については別記事で詳しく解説予定です。

8. まとめ:どの証券会社・どの信用区分を選ぶべきか

デイトレード目的SBI・楽天・松井のいずれか(一日信用なら手数料・金利0円)
数日〜数週間のスイングトレードSBIネオトレード(手数料無料+金利2.30%)・野村オンライン(金利1.20%)・SBI証券
1ヶ月以上の中長期保有野村證券オンライン(金利1.20%が圧倒的に安い)
株主優待のクロス取引(売り)SBI・楽天・SMBC日興(一般信用在庫が豊富)※SBIネオトレードは一般信用売り非対応
信用取引区分の選択短期売買→制度信用(金利安)、クロス取引の売り→一般信用(逆日歩なし)
📝 筆者の個人的な意見:信用取引を始めるタイミングについて

証券会社を選ぶとき、手数料や金利の数字だけで決めるのはあまりお勧めしません。特に信用取引は取引ツールの使いやすさ・注文のスピード・画面の見やすさが実際の損益に影響することも多く、自分が使い慣れた証券会社で始めるほうが余計なミスが減ります

もっと言えば、信用取引そのものを始めるタイミングについても慎重に考えてほしいと思います。少なくとも現物取引を半年以上、できれば3年程度経験して、自分の投資スタイルが安定的にプラスになることを確認してから導入するのがベターです。

「現物で負けていても信用で勝てる可能性はゼロではない」とも言えますが、信用取引を加えることで投資行動自体が変わり(より短期目線になるなど)、結果的に現物より成績が落ちるケースも少なくありません。信用でも負ける可能性のほうが高いと個人的には思っています。

資金効率を上げる前に、まず現物での勝ちパターンを固めることを強くお勧めします。
本記事は2026年4月時点の情報をもとに作成しています。金利・手数料は変更される場合があります。投資は元本保証ではなく、信用取引は損失が保証金を超えるリスクがあります。取引前に必ず各社の最新情報と契約締結前交付書面をご確認ください。本記事は特定の銘柄・証券会社への投資を推奨するものではありません。

本記事について

本記事の情報収集にはAIによるウェブ調査の結果を活用しています。筆者はSBI証券・SBIネオトレード証券・松井証券・SMBC日興証券・野村證券の口座を保有しており、これらに関する記述は実体験も参考にしています。楽天証券については公式サイト・FAQおよびAIによる情報収集をもとに記載しています。内容の正確性には努めていますが、各社のサービス内容は随時変更されます。最新情報は必ず各証券会社の公式サイトでご確認ください。

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